スワヒリ語講座第一弾! - 誰がナニで何がニニ??ババがパパでパパはサメ??
さて、スワヒリ語講座第一弾です!第二弾以降があるかは全く分かりません(笑)
今回は第一弾なので、まずはタンザニアで公用語・国語として使われるスワヒリ語がどういう言語なのかを紹介したいと思います。
◯ 東アフリカの共通語
スワヒリ語はタンザニアの国語・公用語にしてされているバントゥー諸語の1つ。ちなみに「バントゥー諸語」ってのは「人」を表す単語が「バントゥー」から派生した言語。スワヒリ語で「人」は「mtu(ムトゥ)」です。
「バントゥー」→「ムトゥ」。なるほど。
(すいません、その程度の理解しかしてません。)
スワヒリ語はアルファベットで表記、ローマ字読みなので$%&’※みたいな訳分からん言語と違って取り組みやすい言語だと思います。
スワヒリ語が話されている国はタンザニア、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ、コンゴ民主共和国・・・と多くの国に渡ります。
さて、ここでは、まずは多くの日本人が聞いたことがあるだろう言葉を上げていきましょう。
◯ 実は日本にも入ってるスワヒリ単語
「ジャンボ jambo」:スワヒリ語の挨拶で、「Hello!」って感じ
「サファリ safari」:サファリはスワヒリ語で「旅」の意味。
「ハクナ・マタタ Hakuna matata.」:ライオンキングで有名なハクナ・マタタは「That's all right!」って感じかな。直訳すると「問題なし!」
「ジェンガ jenga」:皆さんジェンガっていうボードゲーム(ボードゲームでいいのかな...)知ってます?積み木を交互に積み重ねていって、崩してしまったら敗けってやつ。スワヒリ語で「ジェンガ」は「建てる」という意味の動詞。
「シンバ simba」:シンバは「ライオン」の意味なんです。実は僕ライオン・キング知らないんですが...
意外と日本でのスワヒリ語使われてるんですよ。面白いでしょ。発音も日本語と近くて覚えやすいです。ただ、シンプルで発音が似てるとなると、次のようなややこしいことが起こってしまうんです...。
◯ 誰がナニで何がニニ??ババがパパでパパはサメ??
スワヒリ語で「誰」を表すのが「ナニ nani」。「何」を表すのが「ニニ nini」なんです。いや~コレがスワヒリ語最初の壁ですね(嘘)
ぶっちゃけ今でもたまに言い間違えてしまいます。
そして「母親」は「ママ mama」。これは世界共通ですね。確か人間産まれてきて最も発音しやすい単語が母親を表すようになってるんですよね。
でも、「父親」は「ババ baba」なんです。う~ん、ややこしい。
で、「パパ papa」って言ってしまうとそれは「鮫(サメ)」を意味しちゃうんです。
タンザニア人は英語があまり得意でなく、農村部に行くとほぼ通じないと思っても良いです。なのでスワヒリ語が出来ないと、農村部での仕事はなかなか出来ないんです。
僕がスワヒリ語をやりたいと思ったのは、初めてタンザニアに行ったとき、
農村に住む普通の(エリートではない)農民や、現地の子ども達と話がしたい
と強く思ったからです。
MustではなくWantの精神で学んでるおかげで、猛スピードでスワヒリ語が上達していっているのが実感できて嬉しいです。(逆に英語力が心配になってきた今日この頃...)
あ、ちなみに「サトウ(佐藤)SATO」(←僕の苗字)は魚の名前です。自己紹介の時のネタに使ってます。
こんな感じで、面白いことがあれば第ニ弾もやりたいと思います!お楽しみに!